お疲れ様ですー。
前回からの続きです!!
私「・・・で、前置血管って何なのさ?」
クレLabo母「うーん・・・よく分からないけど、先生曰くね「本当だったら中に入っている血管が外にあって、それが出産の時に傷ついちゃうと大量出血で、赤ちゃんに障害が残る。で、最悪は両方とも死んじゃう」ってらしい。」
私「・・・うーん、待って。理解が追いつかない」
母「とりあえず、大変ってこと。病院おいで。ご飯あるから」
そんな感じで、職場を慌てて去って病院へ。
ちなみに、前置血管とはこんな感じです。
これを病室に着いて調べていて
私「大変じゃねーかー!!」
母「ハトちゃんは先ほど手術室に行きました〜」
この疾患の説明をハトは最初1人で聞いており、母が来院して顔を見た瞬間に・・・
ハト「あっ、お母さん・・・ちょっと、お母さんの顔を見てホッとして泣いちゃいそうです」
かなりの恐怖を感じていただろう・・・やっと、出来た子供。その子がもしかしたら自分も含めて最悪の展開になるかもしれないと説明を受けたのだから。
今回、前置血管が見つかった理由としては突然の出血でした。
簡単なイメージをしてください。
チビ「お?何だこの変な管。頭で押してやれ!!」
(グリグリ!!)
出血!!
こんな状態の時に見つかったらしいです。
(本当に稀なものらしく、発見した医師も「ありえないと思うんだけど・・・」と戸惑ったらしいです)
そんな不安で潰されそうなハトを見て、我が母は・・・
母「大丈夫!!少し早くチビ君に会えるんだよ!!大丈夫!大丈夫!!」
と励ましていたらしい。
で、手術の準備の間にこんな会話も・・・
母「多分さぁ・・・あの子(クレLabo)が今弱っているのチビ君は感じ取ったんじゃないかな?それで、元気付けるために急いで生まれようとしてくれんだろうねぇ」
ハト「あははは。そうかもしれませんね」
母「・・・あの子は子供にも心配をかけているんだねぇw」
と、笑いながら話していたそうです。
で、病室で母が準備してくれた弁当を食っていると・・・
スタッフさん「生まれましたよー」
出産の報告がナースコールが来ました。
私&母「早くない!?」
帝王切開の早さに驚きました。
で、慌てて手術室の前に・・・
ご対面!!
母「あらーかわいい!!」
私「・・・」
母「・・・え?ノーリアクション?」
私「・・・いや、これ可愛いのかい?」(マジでそう言いました)
母「・・・いや、赤ん坊って生まれたばかりはこんなもんだよ。分かってるでしょう?」
私「うん。分かっている・・・これが息子なのか・・・でも、可愛いかな?」
母「・・・あんたねぇ」
と、母は呆れてました。
で、手術の処置が終わってハトに対面。
私「お疲れ様でした。ありがとうございます」
ハト「は、はい・・・」(全身麻酔後でぐったりしている)
私「いやー、へちゃむくれだねw」
ハト「か、可愛いよぅ」
今思い出すと、当時の私は何てアホなんだろう・・・
こんな感じでチビは自身と母であるハトヨメの命を助けるために帝王切開で生まれてくれたんだと思います。
多分、最後の最後に「この血管危ないよー!?」と教えてくれたんだと思います。
まぁ、生まれた次の日からは・・・
私「お前、可愛いなー!!」
ハト「・・・こいつ」
となっておりました。
チビが生まれてくれたお陰で、私も一時期元気にはなりました。
でも、それでも・・・追い詰められ、余裕がなくなり・・・
生まれて約4ヶ月経った頃で
私「・・・ごめん。もう限界だ」
ハト「・・・うん」
私は療養に入る事になりました。
小さい子供がいるのに、これからって時に私は倒れてしまったことに、「療養に入ったことは正解だったのかな?」と今でも未だに自問自答しているところがあります。
ハト「この療養はさ、育児休暇だと思いなよ?」
私「・・・」
ハト「私だって不安だよ!?初めての育児だもん!!」
私「・・・」
ハト「しかも、私は末っ子!君みたいに弟がいっぱいいて小さい子の扱い方って分からないことがいっぱいあるんだよ!?教えて!!」
私「・・・」
ハト「・・・う、うーん。私としては、そう捉えるのが名案だと思うんだけど・・・今のあなたには不安で、心配で仕方ないんだよね」
私は「療養しなさい」と言われた時、「人生が終わった」と思ってました。
今思えば・・・馬鹿らしい発想だったと思います。
で、ゆっくりゆっくりと休んだりしていました。
療養に入って2週間ぐらい経った頃に、ふと1人で散歩に行く事にしました。
(ハトには「逐一連絡をすること!私が電話したら出ること!!」とキツく言われた上での外出でした)
その時も思考は最悪な方向に走っていましたが・・・散歩をしていると、ヨチヨチ歩きをしている赤ちゃんが目に入りました。
私「・・・あの子が歩く姿を見たいなぁ。一緒に手を繋いで歩きたいなぁ」
泣きながら見ていました。今でも可愛いチビ。あの子の成長が見たいと・・・
と、思い始めてから意識が変わった気がします。
・・・そこからクレLabo活動が最盛期に向かっていきましたね!!
AMEXプラチナのFHRを使ってリッツ・カールトン大阪へ!!
(AMEXプラチナ)
(ソファに座るチビ)
さらにFHRを使って怒涛の大阪ホテル巡り!!
(セントレジス大阪)
(コンラッド大阪)
そして、ついには・・・
(JWマリオット奈良)
(総支配人のクリスさんと・・・)
あの時、産婦人科の先生が「帝王切開」を早期に選んでもらえなかったらハトヨメもチビも、この世にいなかったかもしれません。
そうなったらクレLaboも今いないことは間違いありません。
今、私がこの記事を書けている事に、心から支えてくれたハトに感謝しています。そして、今生きる力をくれたのはチビであることも間違い無いです。
少し前に・・・
ハト「本当はね。貴方は今もまだまだ休んでいるのかな?って去年の今頃は思っていたの」
私「そうなの?」
ハト「うん。でも、仕事は大変そうだけど周囲も配慮してくれて働けているし、ブログも楽しそうにしているし、チビ君とニコニコしているのを見ると本当に良かったって思っているよ」
でも、療養期間の最初の頃の私の体調は浮き沈みをしていました。しんどい時にはチビに
私「お父さんねー・・・すごく辛いの。君が大きくなるのを見たいけど、見れるか分からないの」
チビ「??」
今思えば、父としてはあり得ないことを言ってしまったと思います。
でも、体調が悪い時、チビは空気を感じるのか・・・自身では動けない時から
チビは(ニコッ!)と笑ってくれたり、「きゃー!」と声を掛けてくれたり・・・
自分でハイハイで動けるように、私が目から涙が出てる私を見たりすると、擦り寄ってきて顔にピタッと付けてハグしたり、顔を撫でてきたり・・・
チビ「お父しゃん!チビ君はお父しゃんが大好き!遊んで?」
と、言っているのかな?と思うことが沢山ありました。
情けない父をチビは必死に元気にしようとしてるのかな?って思う時が本当にあります。
この子は本当に私を助ける為に生まれてきてくれたんだって思うことが沢山ありました。
ある日、ハトに言われました。
ハト「親が子供に対して無償の愛を与えるんだって、よく言うじゃん?あれって本当に逆なんだって」
私「そうなの?」
ハト「子供はどんな親でも愛そうとしてくれるんだよ。本当の無償の愛を提供してくれてるのは子供なんだって」
あー・・・私はその無償の愛を本当に与えてもらってるんだ。と思いました。
チビ「あー!あー・・・キャッ!!」
と、チビは私を抱き締めてきます。
はてさて、帝王切開を否定する考えの方・・・
本当に完全否定出来るものですかね?
チビは凄く元気です。同じ1歳児の中でもかなり体がデカくて、スタコラサッサと走っています。
私は2人の命を救ってくれた医師、帝王切開という手技を作ってくれた過去の医療者の方、そして、生きる力を戻してくれたハトとチビに心から感謝しています。
これからもチビの成長日記としても「クレLabo Notebook」は活動していきます。
(お父しゃん!!)
ちゃんと歩ける姿を見れました。今度は一緒に走りたい。
そして、君の成長が「チビが頑張ってるんだ!私は何もやらなくて良いのか!?」って思わせてくれました。
今では大人気(おとなげ)ないかもですが・・・
私「このスマホはお父さんのなの!!」
チビ「うー!!(僕の!)」
私「違う!取ろうとするなー!!」
チビ「うー!!!!(やなのー!!)」
と、本気で喧嘩してます。
ハト「・・・一歳児と本気で喧嘩するかね?」
と、ハトも呆れてますw
今でも、チビは私が仕事で疲れて帰ってきたら、満面の笑みで擦り寄ってきて片時も離れてくれない。
チビは私に辛いことがあったら必要以上にスキンシップをしてくれる・・・
ありがとう。チビくん。お父さんは君を心から愛してます。
君が生まれてきてくれたこと、心から感謝してる。あなたはお父さんの希望の光です。
これからも一緒に成長しようね。
(手も繋げて歩けます・・・)
そして、弱虫なお父さんに勇気を頂戴ね。
あなたは私の希望の炎。
いつか、多くの人を助けれる人になってもらいたい
今回の記事はここまでにさせて頂きます。
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次回も何卒よろしくお願い致します!
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