暑いのか寒いのか・・・
さて、キャッシュレス!キャッシュレス!と言っておりますが、よくお聞きするのが・・・
あっ、停電だ!
災害時、停電になった場合はキャッシュレスは弱い、使えないとなることから現金は持っておこうとなりますよね。
このような意見もあります。
①資産があってもキャッシュレス手段を持っても、決済する店舗の電源喪失で使えない
②台風がよく来るし、地震大国の日本ではキャッシュレスは危ない
③田舎ではキャッシュレスの意味がない
③の意見が災害にどう関係するのかは分かりませんが・・・
これらの意見に対して私の意見としては・・・
「現金は持ち歩いてるよ?」
キャッシュレスマニアだからと言って、現金を持ち歩かないと選択はしておりません。何故、私が必ず現金は持ち歩くようにしているのか?というと
東日本大震災を東北で経験しているから
私は当時、海からは大分離れていましたが地震による被害を受けていました。街は丸二日停電しておりました。
その時、カード決済なんてものはどこも機能しておらず、あんな状況であってもレジの前に一列に並んで皆さん現金会計をしていました。
そんなことから、日本人は災害時にキャッシュレスは役に立たないということになるんでしょう。
ですが、それは8年前のことで現在はキャッシュレスはどうなのか?というと
「キャッシュレスは災害時に強い」
という意見もありました。
なぜ、そういうのかというと
①現金をおろせる
災害によって停電になったとしても、自家発電を行なっている店舗から現金を引き出せるようです。
ですが、都市部ならあるかもですが地方ならどうなのか?
実は私が県庁にいた頃、停電になっても県庁や主要な建物は自家発電が働いており、建物によってはATMから現金を下ろせたというの聞きました。
②盗難、紛失にあってもカード会社によって再発行、返金がされる
これは通常の日々でもあることですね。カード会社の強みです。
仮に現金を盗まれたとします。そのお金が勝手に使われてしまった場合、そのお金は手元に戻ってくるでしょうか?
クレジットカードはセキュリティ面でも強いのが災害時にこそ発揮するかもしれませんね。
③インプリンターによるクレジットカード決済ができる
インプリンターってご存知ですか?
実は私は知っていなかったのですが、これですね。
「いや、知らないよ・・・」
これが発揮していたのはインターネットがまだ広まってない時に活躍していました。
「ホームアローン2」でホテルのスタッフが会計時にカード決済の際にこれを使っています。
カードって凸凹になっていますよね。その凸凹をインクで記録し、それをカード会社に送ってお金を貰うという・・・まぁ、アナログなものです。
しかも、これが心配なのは偽のクレジットカードが利用された場合、災害時はリアルタイムでのセキュリティーは働かないということがあり得ます。
④モバイル決済が使える
この図のような決済を見たことがあるでしょうか?カードスキャナーをスマホに接続して、お客のカードを読み取ることでカード決済が行える。
店側の携帯端末にバッテリーがあればという条件になりますが、この支払いであればカード決済は可能ですね。
⑤QRコード決済
今回は楽天ペイにしていますが、PayPay、d払い共にQRコードを店頭におき、そのQRコードをお客側のスマホで読み取って支払う。
お客側のスマホのバッテリーがあればという条件になりますが、こちらでの支払いも可能になりますね。
以上のことから、災害時にもキャッシュレス決済は使える!と言いたいのですが、災害を経験した者としては「大丈夫!」とは正直言えません。
これが成り立つのも災害発生時から短期間は持つかもしれません。最後は現金になるはずです。ですが、災害によってはキャッシュレスも現金も役に立たなくなる可能性ありますよね。
なので、私は現金を必ず手元に置いております。3〜5万円ほどですがね。
大金を家に置いておくというのは災害時に留守の家を狙って空き巣もあれば、災害でなくても空き巣というのは現れます。
キャッシュレスだから現金持たないぞ!現金があった方が犯罪にあわないんだ!
このように極端に思わないように注意してください。
現金は最後の手段という立場でいい筈です。
キャッシュレス決済と現金決済は互いに無くてはならない関係です!
今回は伝えるのが難しいですね・・・
極端にならないように注意してキャッシュレス生活を楽しく過ごしてください!